授業とか仕事とかでデジタル回路を組んだりその仕様書を買いたりすることがあるわけですが、その時使うと便利なツールをメモっておきます。
随時増やしていく予定。
回路図作成・基板設計
Upverter
最近使い始めたのだが、これが非常に良い。無料アカウントだと非公開のプロジェクト数に制限があるものの、公開プロジェクトならいくらでも作れる。こんな感じの回路図をサクッと作れます。
利点
- WebアプリなのでOSを選ばず使える
- 端末のフリーズでデータが消えることもない
- いろんな人が作成した部品データが使える(秋月の部品とかほとんど載ってる)
- 回路設計、基板設計が同時にできる
- ネットリストが自動生成
- 回路図のPDF書き出しやCADデータの書き出しなど様々な形式で書き出せる
- 不具合報告→修正へのスピードが早い
- GithubやGoogleのアカウントでログインできる。(僕はGithubを用いました)
もうちょっとなところ
- まだまだ不安定。例えば部品を移動させると配線もしっかりくっついてくるのだが、エラーが起こりやすい。この辺はまだまだ発展途上。
多分、実際に触った方が早いと思うので興味があれば触って見ると良いと思います。
こちらのサイトなど、登録方法などが詳しく載っていて良いです。
「これからの回路図は Upverter で書くことにしよう-Qiita」
http://qiita.com/exabugs/items/a8b3b399160cdd5ee47a
補足:こちらのページでは登録に電話番号が必要と書かれていましたが、現在は電話番号不要です。(2017/6/6現在)
Upverter
タイミングチャート作成
仕様書とかレポートとかそもそもの設計とかで使うタイミングチャート。これ、Excelとかで作ろうとするとかなり面倒なんですよね。というわけでこちら。
Timing Chart Formatter
こちらもWebアプリです。タイミングチャートをプレビューしながら作れて、しかもpngだけでなくsvgでも書き出せるという優れもの。決められた記号を入力していくだけなので本当に便利。
例えば、
clock _~_~_~_~_~_~_~_~_~_~_
data =?====X=DATA========X=?====
valid _____~~~~~~~~~~______
ready _____________[~~]______
こんな文字列を打ち込むだけで
こんなのが生成できます。これも、使い方云々よりも触った方が早いです。