キミも精密採点DXGで100点を取ろう!

これは coins Advent Calendar 18日目の記事です。

この記事は @sperute「キミも精密採点DXGで100点を取ろう!」( http://www.hoshilabo.net/?p=172 )

前日の記事は @hoshizora1997の「」()です。(編集注:ごめんなさい、今中国で書いてます)

編集注:委託によりHoshilaboのWebサイトに掲載してます。


coins16のすぺらと申します。

カラオケの精密採点DXGで高得点を取る方法をじっくりゆったりまとめてみました。

カラオケの話を別の日に書いてくれる方もいらっしゃるようなので、僕は話題を採点に絞って書いていこうと思います。前半は採点のメカニズムを大まかに描いたうえで点数を上げる方法について解説してから、後半にかけて100点を狙うような話を中心に書きます(12/19現在では前半しか書かれておりません、すぐに後半も書きますのでご了承ください)。

パラパラ〜っと読むだけでも採点についてわかると思うので楽しんでくださるとうれしいです。また採点には興味ないーって人も、スコアを上げる方法は歌の技術の上昇と近い部分も結構あるので是非一度参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

この記事で解説している採点、精密採点DXG(以下dxgとします)はDAMの精密採点のなかでもボーナスがつくアレです。

これですね。一度はこの画面を見たことがあるのではないでしょうか。dxgは1世代前の「精密採点DX」に比べて、採点が少し甘くなり、加えてボーナスもつく仕様になったので高得点が出やすくなっています。

 

dxgは、画像にある通りの「音程」「安定性」「表現力」「リズム」「ビブラート&ロングトーン」の5項目と、高倍音成分の量による加点の合わせて6項目から点数が決まっていると言われています。ただし倍音による加点はわずかなものなので、点数を上げるためにはまず5角形グラフの5項目の評価を上げていくことが大事になります。特に、他の項目に比べて著しく低いな、と思う項目を意識して歌うだけで点数がグッと上がり、歌としての質も上がります。

 

それでは項目別の話をしていきますが、その前にスコアを伸ばしていくための便利なサイトを紹介します。

『精密集計DXG』(https://dx-g.clubdam.info)

使い方はここでは省略します。とにかく便利なので使ってみるといいと思います。

これを参考に、自分の何ができていないのか、どこを伸ばすべきなのかを分析するのが高得点への近道です。

 

・音程

5項目の中で、もとからある程度できている人が多く、また短期間で一気に上達するわけではないのがこの項目です。当たり前といえば当たり前ですが…また、5項目の中でも一番点数に影響します。

dxgの音程の採点は、実は思ったより厳しいものとなっています。これをしっかり合わせていくことが正解率の上昇につながります。

ところで、dxgの音程バー画面(以下、上の画像のような画面のことを音程バー画面と呼びます)には、皆さんが思っている以上に多くのヒントがあります。

音程が取れているかどうか確認するには4つのヒントを見ておくのが良いでしょう。

1つめは音程バーの色、高さの合っている音を出せているかがこれで確認できます。概ね、少し下側に赤になる時は出ている音が低く、逆ならば高いという合図です。

2つめは、音程バーから出るピョコンと出る星です。画像の、右から3つめの音程バーの上に星マークが出ているのが見えますね。実は1つめの確認方法として音程バーの色は、半音以下の細かいズレがあって黄色になっていたとしても実際は外れ判定されていることもあります。星マークは、音が細かい単位で合っているかを把握するのに役立ちます。

3つめは、音程バー画面の8割くらいが埋まった時に流れるキラキラです。画像の場合は黄色のキラキラが流れています。画面の左2/3くらいについての音程正解率によって、正解率の高い順に

虹(100%)

黄(90%〜)

赤(75%〜)

水色(60%〜)

キラキラなし(〜60%)、となっています。

4つ目は、スコア画面の2ページ目です。下のやつです。

これのうちの音程グラフが参考になります。グラフのところに薄く1〜6の数字が書いてあり、曲中の画面に出てくる演奏区間に対応しています。どのあたりで音程が取れていないのかを確認し、その箇所を意識して練習しましょう。

音程正解率を上げるには、まず自分がどのように音を外しているかを見極め、それに応じて修正するように音を取っていくというのが王道かつ地道な方法です。

音の外し方は大きく分けて2つあります。

 

・音程がブレるタイプ

歌い慣れていない人、または音程の上下が激しい曲でよく起こしがちな外し方です。曲がちゃんとイメージできなくて声がちゃんと出せていない、音程が飛ぶときに下がりきれない(上がりきれない)、また音域が合っていないので苦しくて続かない、などのタイプがこれになります。

対策は、とにかく歌い、とにかく聴くことです。特に、歌いたい曲について、メロディーが脳内で自然に流れるように流れるくらいまで聴き込むのがベストです。他にも、曲を聴く時に少しだけメロディーを気にするだけでグッとよくなります。音感のある友達や上に説明した音程正解の判定方法を参考に修正していきましょう。

 

・出したい音と出ている音がズレているタイプ

この外し方は、歌に関係なく人によって変わってきます。自分自身でもよくわかっていないのですが、喉から頭にかけての骨格の形がどうやら関係しているようです。また、ズレる人は絶対音感の人が多いような気がする…?(あくまで個人の感想です。)

自分が骨を通して聞いている自分の声と、録音して聞く自分の声は違うように聞こえる、とよく言われますが、ズレる人はその二つの声の「音程」まで違うように聞こえているのかと思われます。つまり、どんなに自分で音程が合っていると思っていても自分が自分で聞こえている声と外に出ている声の音程がまず違うのでズレる、というわけです。

 

対策をするには3つの方法があります。

 

1つ目は、自分のズレ方と逆にずらして歌う方法です。例えば自分の出している音が出そうとしている音より高かったら、音を低めに出す。それだけです。もっとも楽な方法ですが、どのくらい高め(低め)に出すかに慣れるまではすこし時間がかかるでしょう。誰でもできるので、迷ったらこの方法がいいかなと思います。

 

2つ目は、自分のズレ方と逆にずらした音程を想像して歌う、という方法です。これは基本的に絶対音感の人しかできません。具体的に言うと、例えば出す音が低くなってしまう人は「ラドラソファ」という音程に対して「シレシソラ」という1音高い音をイメージしながら歌います。その時のイメージの意識度合い、つまり「聞こえてくる伴奏に合わせた音の高さ」と、「自分の中の絶対音感に基づいてずらして出そうとしている音の高さ」のバランスを調整することで音程を合わせることができます。

何度も言いますが、これは絶対音感の人でないと厳しいです。絶対音感の人にはこれが正確にズレを修正できる方法ですが、自分の中では違う音を出そうとするため、出ている音が合っている時でもよく伴奏と「骨を通して聞いている声」で不協和音を起こします。ですから慣れるまでにはストレスがかかることは想像がつくでしょう。速く修正できますが強くオススメはしません。

 

3つ目は、ボイストレーニングまたはそれに準じるものを使うという方法です。具体的には、ボイストレーナーまた誰か音感のある人に単音を出してもらい、その聞いた音と自分の出している音が合うまで調節します。音域内の音で全てこれができればズレが解消される、というわけです。

確実な方法ですが、環境が整っていないと難しいかなと思います。

 

 

3つの方法をあげましたが、どれもやはり人や採点を用いて「自分の出す音がどれくらいズレていて、どれくらい戻すとよくなるのか」をつかむことが大事でしょう。

 

 

・表現力

表現力は、抑揚とその他テクニック(しゃくり、こぶし、フォール)から採点される項目です。

TLで見かけるスコア画面を見ると、表現力・抑揚の項目が他に比べて突出して低いということがよくあります。声優や、歌手として生きてきたわけではなくコンテンツとして歌を歌っているような人ではあまり抑揚をつけない歌も多く、歌を歌うなら絶対に抑揚やテクニックが必要!というわけではないのです。ただdxgではしっかり採点されてしまいますし、高得点を狙う人はもちろん、そうでない人も抑揚をつけることが「できる」のは大切なことでしょう。

 

さて、まず表現力の評価基準となるいくつかの項目の中でもおおよその点数を決めてしまう抑揚について話していきます。

抑揚の点数は、歌の中で強い声と弱い声で歌うところを作る、それも全体ではなく、1〜6の演奏区間ごとに強い声と弱い声で歌う箇所を作ることで上がります。

演奏区間とは、先にもあげた音程バー画面の右側の1〜6の数字でどれが光っているかでわかります。

例えばこの画像だと演奏区間は2ということになります。

およそ、と言いましたが、およそというのはつまり多少は隣の演奏区間にはみ出しても問題ないのです。例えば演奏区間1では抑揚つけにくいな、と思ったら2の最初で1の分の抑揚をつけてもいいということですね。

抑揚において高得点(95〜)を取るにはかなりの音量差が必要です。また、機械側の内部感度なんかにも影響したりしますね……そこらへんの話は後半で書きます。大雑把に言うと、カラオケボックスの部屋の環境によって変わってきてしまうということです。それでも、歌唱中に抑揚を意識するだけで点数は上がりますし歌自体も聴いていてメリハリのあるものになるのでやって損はないです。

 

・テクニック(しゃくり、こぶし、フォール)

この3つの中でも、しゃくりは採点を意識しなくてもし自然と入るようになっています。ただ意識してできるようになると歌に装飾を施すことができますね。

しゃくりというのは、ある音があってその次にそれより高い音を出すときに、カクッと上げるのではなくなめらかに音程をあげる、みたいなイメージです。

AとBの音があるとき(BがAより高い音程だとします)

(Aの発音でAの音)→(Bの発音でAの音)→(Bの発音をしたままBの音に向かってなめらかに音を上げる)

みたいな感じです。口で言っても伝わりにくいと思いますので、youtubeの動画で説明します。

https://youtu.be/rjr7DORPnC0?t=1m18s

 

これの1:20の「た」から「る」のところと「ち」から「を」のところでしゃくりが用いられています。

こぶしは、音の流れの中で一瞬だけ音をピョコンとあげる技法です。さっきの動画にもありますね、1:25の「る」のところでこぶしが用いられています。

このテクニックは、しゃくりとともに演歌などでよく使われています。

フォールは、比較的長いトーンの最後に音程をなだらかに下げながら音を消す技法です。このテクニックはどちらかというと今のポップ系に多いですね。例として次の二つをあげておきましょう。どちらもロングトーンの最後にフォールしているのがわかると思います。

https://www.youtube.com/watch?v=hvsSO2ZPXzU

https://www.youtube.com/watch?v=eIWmoKBh7iI

 

抑揚の点数と、この3つのテクニックの入り方によって表現力の項目の点数が決まります。まずは抑揚をつけてみて、慣れてみたらテクニック、特にしゃくりとこぶしを意識的に入れられるように練習しましょう。

 

・ビブラート&ロングトーン

 

名前の通り、ビブラートのうまさとロングトーンのうまさから点数のつく項目です。その中でもビブラートは、後に説明する安定性の項目にも影響するのでしっかりできるようにしましょう。

ロングトーンは、長い音程バーについてそれを伸ばした時の音から評価されます。長い音を伸ばしている時、そのバー中に音程が下がったり上がったり、またそのバーに入ったときの音が違ったりすると評価が下がります。正しい音かつ同じ音をキープできるようになることが必要です。

上手なロングトーンを成功させるための手助けとなるのが、音程バー画面に表示される青いキラキラです。

このキラキラは、入力されている音の高さを表しています。つまり、ロングトーンの最中にこの青いキラキラが音程バーの上をまっすぐになぞっていればいい評価をもらえる場合が多い、と考えていいです。

上手なロングトーンを出すための必要条件として、まず音程の正解率をあげるのが大事でしょう。ロングトーンの入りの音の高さがずれていればそれだけで下手に聞こえてしまいますし、評価も低くなったしまいます。

うまくいかない場合は、音感のある友達とカラオケに行ってどのようにずれているのかを教えてもらうのも有効でしょう。

 

それに対してビブラートは、音を細かく揺らすことで聴き手に余韻を与える技法です。

演歌からアニソンまで、幅広いジャンルでビブラートは使われています。そのくらい歌にとっては大事な要素です。

ビブラートはスコアを上げるためにとても重要な項目です。綺麗なビブラートができるかどうか、それだけで3〜4点上がることもあるくらいです。

練習には、LIVE DAM STADIUMで遊べるDAMボイストレーニングのビブラート練習が有効です。これでイメージをある程度つかんだら、長い音がある曲を歌ってみて、スコア画面のビブラートのうまさを見たり、録音して綺麗さを確認しながら練習しましょう。

ビブラートのコツは、力まないことです。ビブラート→声を震わせる→力を入れて震わせる、みたいなイメージがあると思いますが、ビブラートは「音を上下に揺らす」ものです。vibrateという言葉の持つ意味のせいのような気もしますが…とにかく、震わすのではなく揺らすのです。揺らすのです(大事なことなので(以下略))。最初はゆっくりでいいから音を上下に揺らしてみて、慣れてきたらそれを速めていきましょう。

ビブラートすると音を揺らしてるんだから音程がずれちゃう…と心配している方もいると思いますが、大丈夫です。ビブラート中だと1音ちょっとくらいまでなら上下に揺らしても正しい音扱いされます。1.5音を超えたくらいからビブラートとして認識されなくなり外れ判定を受けることが出てくるので注意しましょう。

スコア画面ではビブラートタイプというものが表示されますが、これはビブラートの評価には関係ありません。ですがビブラートの上達の助けとなるので、ビブラートタイプの中でもボックス型について説明します。

ボックス型は「(A〜Cまでの3つのどれか)-(1〜3までの3つのどれか)」と表示されています。これについて、アルファベットはビブラートの音を揺らす速さを表していて、A→B→Cの順番で速いビブラートということです。また、数字はビブラートの振幅、つまり音程の上下幅で、1→2→3の順で幅が小さいビブラートということです。つまり、A-1のビブラートは細かく素早いビブラート、C-3のビブラートは大きなゆっくりとしたビブラートです。

最初のうちはゆっくりしたビブラート、C-2やC-3を出せるようにして、慣れてきたら細かいビブラートや、ボックス型ではない他の型の練習もしてみるといいと思います。

最初のうちはビブラートをしてもうまくかからず、下手なロングトーンをしたと判定されてロングトーンの評価や安定性の評価が落ちる(安定性については後述を参照)ことがありますが、練習していれば自然と綺麗なビブラートができるようになり、点数も伸びてきます。根気よく練習してみてください。

 

・リズム

リズムの項目は、正しいリズムで音程の上下が行えているかどうかで評価されます。

この項目については特別な技が必要なわけではありません。音程の上下がうまくできずに音程正解率が低い場合はまず正解率を上げましょう。そうするとリズムの評価も上がってきます。また、リズムの評価は、全体的に音源と歌の声がどのくらいずれているか、その「平均」を評価するので、同じ割合でタメと走りがあればリズムの評価は高くなります。

スコア画面でタメ判定されている場合は最後のサビだけちょっと走ってみるとか、逆にタメ判定されていないのにリズムの項目の評価が低い時は少し走り判定をされているので最初の方少しタメで歌うとか、そういう修正を心がけると良いです。

 

・安定性

安定性の項目は減点方式で、細かい声の震えを検知して減点されます。細かい声の震えとは、息継ぎが十分でなかった時に息が少なく不安定になって音が上下に震えてしまうことです。音域が合っていない、十分な息継ぎができない、お腹から声を出さずに弱々しく声を出してしまう、歌がうろ覚えなのが理由で音程がふらついてしまうなどが原因でこの細かな震えが起きます。また、ぜんそくなど気管支系の発作が起きても震えは起きやすいですね。

安定性の評価を上げるには、まずしっかりと息継ぎをしてお腹から声を出すことです。腹式呼吸を少し練習し、意識してお腹で息継ぎをして声を出せば少しずつですが評価は上がります。そして、上手いビブラートを入れられるようになることも大事です。ビブラートの最中は安定性の減点はされないので、上手いビブラート、つまり途切れないビブラートをすることによって震える箇所を少なくできます。また採点上の仕様なのかわかりませんが、ビブラートをすると安定性の評価が「回復」します。ビブラートの始まりと終わりで震える分を解消するために回復する仕様になっているのでしょうか…とにかく、曲中にビブラートを入れることは安定性にとって得はあっても損はありません。前述でビブラートは重要といいましたが、安定性の評価にも大きく関係しているビブラートは音程の次に大事な項目と言っていいでしょう。

 

ここまでに5項目上げましたが、実はその他にも点数に関係してくるものがあります。

 

・ボーナス

スコア画面右上にある「〇〇ボーナス   ○○点」というやつですね。実はボーナスの入り方については分かっていないところがありますが、ボーナス点は、同じ曲を歌った他の人と、音程、表現力、ビブラート&ロングトーンの3つの項目で比較され、その中で一番他の人に比べて秀でている項目における偏差値と音程正解率の高さ、そして素点の高さから決まるようです。音程正解率や素点が高いとボーナスは減少する傾向にあります。もともとボーナスというのが「音程がそこまで取れなくても高得点が取れるようにしよう!」というコンセプトで作られたもののようなので仕方ないですね…

ボーナスは運みたいなところがあるのであまり深く考えないほうがいいかもしれません。

 

・裏加点

dxgにはどの項目にもなく表示もされない加点があり、これを裏加点と言います。この裏加点は、歌う人の声にどれくらい高倍音、つまり2k〜5kHz帯の音成分がどのくらい入っているかで決まります。曲によっては同じくらいの歌の評価でも点数が人によって1〜2点変わることがあります。

この加点は単純な高倍音の量によってされており、短い曲や歌唱部分の少ない曲では加点も少なくなっているようです。

倍音の出方は人によって違うのでこれも才能や運によって決まる部分はありますが、練習によって高倍音を強める歌い方をすることで裏加点増やすことはできます。鼻腔共鳴というのですが、胸腔共鳴とセットで練習しないと歌声が鼻声っぽくてしまったりするので注意が必要です。

鼻腔共鳴をただ出そうとするだけなら、そこまで難しくはありません。まず、口を閉じて、「んーーーー」と、鼻歌をするように声を出してみてください。鼻が震えているのがわかると思います。鼻が同じように震えている状態をキープしたまま口を開いて声を出す、それが鼻腔共鳴の状態です。これができるとわずかではありますが点数が伸びますね。ただ歌い方が変になりやすいので、強くオススメはできません。

 

ここまでがdxgの大まかなポイントです。各項目について、スコア画面やこの記事を参考に練習してみてください。記事を読んでくれた方の点数が0.1点ても上がってくれたら嬉しいです。

コメントを残す